スリント式ゾクゾクの連続。

レコード店のコワイお兄さんがキングクリムゾンの大ファンであることを知ってなにか最近、あなたがきにいってるバンドある? と聞いたらSlintだといった。それでこのSpiderland、買ったん ではない。BAMマがジンっていうフリー音楽マガジンがロサンゼルスとサンフランシスコで配付されていたのだが、92年末、ライターたちが選ぶ今年のベストアルバム10選のようなもので、その10アルバムのうちほとんど私もスキだ〜と感じたなかにこのバンド知らないぞと…それで店員のキングクリムゾン好きな兄さんのススメも薬味になって購入。ブッ飛んだ。コレは90年代ひっくるめてもベスト10に入る歴史的名盤に私の中で輝いた。音の冷たさにムード、演奏力、表現力、言う事ナシの出来栄。全曲にピリピリの緊張感が流れ息もつかせないとはこのことなり。メンバーの名前さえ表示されてない不親切なアルバムジャケットをうらめしく思った。解散してtortoiseで活躍するメンバーもいるらしい。これはセカンド。セルフタイトルのファーストはたいしたことない上、解散後にEPを再結成で出すがそれもイマイチなので、このSpiderlandは正に偶然放った場外ホームランのような一発。ダイナソーJr.のJ. MascisやSebadoh達がこのサウンドをSlint系音楽と表するほどミュージシャンの間でもてはやされたことは当然といえる。
2005年にリユナイトされてツアーを行い各地でソールドアウトだったようだ。惜しいことに完全に見逃してしまった。彼らのウェブサイトにはそのまま活動されていくようなことは書かれておらず、ツアーのためだけだったよう。たったの一枚であったとしてもこのアルバムのように魅力を失わない作品はそうそう出くわさない。マイルストーン。

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